Tuesday, February 19, 2013

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大物主神(ニギハヤヒ)の封印が解ける「2012年」

2012-07-31
当ブログ内でも度々登場してきましたが、これから「神の世」を迎える上で、男神・天照である「大物主神の封印解除」というものが極めて重要なポイントになってきます。ここでは、「大物主神=ニギハヤヒ」とさせて頂きます。

出雲の王・ニギハヤヒは、かつて我が国における初代天皇として国を治められていました。しかし、その末裔である物部氏が、その後の日向族との権力闘争に敗れてしまったため、「ニギハヤヒ」という名前もろとも完全に各文献から消され、かつ日本全国に陰陽道による大規模な封印が施されてきました。
かつて日向族の藤原不比等らが行ったとされる「神道大再編事業」とは、出雲族のニギハヤヒを封印するためだけに行ったと言っても過言ではないほどです。それほどまでにニギハヤヒとは、古代の日本において、とてつもない霊力を持った存在だったということです。今回のブログでは、その封印を解除すべく、これまでどのような封印が施されてきたのかを見ていきたいと思います。

まず、ニギハヤヒのご神体が封印されたとされる場所が、奈良県桜井市にある「三輪山」であると言われています。かつて陰陽道の大家でもあった安部晴明が、この三輪山を見ながら、
「ここには、我が国において「文字」や「数字」や「楽」や「舞」や「風習行事」の中に、そのすべてを象徴として隠し、その本性は記紀においても隠された「知恵と魔術の神」が封印されている・・・」とつぶやいたそうです。

この「知恵と魔術の神」の正体が、ニギハヤヒであったことは想像に難くないでしょう。賀茂一族でもあった安部晴明は、陰陽道(東洋版カバラ)の技法をすべて知り尽くしており、ニギハヤヒがどのような形でもって封印されていたのかも知り尽くしていたことでしょう。
陰陽道の技法の根底にある考え方は、「連想ゲームと集合無意識」です。このコツさえ掴めてしまえば、誰でもそのトリックを見抜くことができます。なぜなら、私たちが日頃、何気なく目にしている風景の中に、その奥儀の全てが隠されているからです。

それではまず、「連想ゲーム」という観点からニギハヤヒの封印を考えてみることにしましょう。物部氏の祖とされるニギハヤヒですが、別名を「大物主」とも言います。これは「大いなる物部の主」という意味があるそうです。三輪山をご神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)には、今でもご祭神として祀られています。

さらに『日本書紀』(雄略紀七年七月条)には、以下のような記述が残されています。
「雄略天皇は家来の者に命じて「私は三諸岳(みもろのおか:三輪山)の神の姿を見たいと思う。お前は力が人に勝れているから自分で行って捕らえて来い」と仰せられた。家来の者は「試しに行って捕らえましょう」と申し上げた。

そして三輪山に登って大蛇を捕らえて天皇にお見せした。しかし天皇は大蛇をお祭りすることをなさらなかったので、大蛇は雷鳴をとどろかせて目をキラキラと輝かせた。天皇は目を覆ってご覧にならず、殿中に退いて隠れ、大蛇を三輪山に放させなかった。そこで改めて名前をお与えになって雷(いかずち)とした。」



この故事が示しているのは、三輪山にいる神(大物主)が「蛇神」であったということです。これが、大物主が蛇神であると言われている所以なのです。また、「名前を雷とした」とあるのは、この蛇神が雨(水)を司る神であることを物語っています。

なお、日本神話における同じ蛇神として「大国主」が存在します。「大国主=大物主」とする説がありますが、ともに「出雲の族長」という意味では同じ存在であると言えますが、厳密に言うと同じ存在ではありません。
これは私見ではありますが、『日本書紀』において根源神として登場する「国常立尊」の、和魂が大国主、荒魂が大物主(=スサノオ)という関係にあるように思います。一般的には「大国主の和魂が大物主」とされているようですが、これはカバラの「鏡像反転の原理」を適用したものであると考えられ、トリックと考えるのが妥当でしょう。

また、「三輪山」の名前の由来は、『古事記』(中巻・崇神天皇の三輪山祭祀の段)における「麻糸の三巻き」の故事から来ているのですが、ここでその内容を見てみることにしましょう。
「崇神天皇の御世に疫病が流行して人民が死に絶えようとしていた。ある夜、大物主神が天皇の夢の中に現れて、「私の子孫である大田田根子(オオタタネコ)を神主にして、私を祀るなら、疫病を止めよう」と仰せられた。そこで、四方八方探して河内国の美努(みの)村で大田田根子を見つけた。そこで天皇は大田田根子を神主にして三輪山に大三輪神をお祭りした。」


さらに『古事記』における他の記述において、大田田根子の曾曾祖母にあたるイクタマヨリヒメと、若者に化けた大物主との
「三輪山での麻糸の三巻き」の逸話が登場してきます。「イクタマヨリヒメは容姿端麗であった。そして眉目秀麗な若者が、ある夜ヒメのもとへ突然音もなくやってきた。両名ともお互いに感じ合って結婚してともに住んだ。まださほど経っていないのにヒメは妊娠した。父母はそれを不思議に思いヒメに尋ねた。ヒメは「貴く立派な若者が毎晩来て共に住んでいたら身ごもったのです」と答えた。

そこで父母はその男の素性を知ろうとして、ヒメに赤土を床にまき散らし、麻糸を針に通して男の衣の裾に指せと教えた。ヒメがその通りにして夜明けに見ると、針に付けた麻糸はかぎ穴より抜け出て、後に残った麻糸は糸巻きに三巻き程度であった。これで、若者がこの針のかぎ穴から出た様子がわかり、糸を辿って行くと、三輪山に到達し神社に止まった。それでこの若者が神の子だとわかった。
麻糸が糸巻きに三巻き残ったことから、この山の名を「三輪」と言うのだそうだ・・・



これらの話は、明らかに後世になって日向族が創作したものであると考えられます。なお、陰陽道の呪法を実際に施していったのは、イエス12使徒末裔の陰陽師集団「ヤタガラス=賀茂氏=忌部氏」であったと考えられ、
意図的に「三輪山」「麻糸の三巻き」というように、彼らの象徴数である「3=三位一体(原始キリスト教における最も重要な数字)」を採り入れていったものと推測されます。

ここで「ピン」ときたあなたは、すでにアセンションの道をひた走っていると言えます。(笑)・・・そうなんですね、上記の逸話は、現在でも日本各地に存在する「注連縄(しめなわ)」の原型になっている話なのです。(ちなみに、上記ヤタガラスの大烏(トップ3人)を形成していると考えられる忌部氏ですが、「岩戸開き神話」の中で、女神・天照が岩戸から出た後、岩戸に注連縄を張った「フトダマ」を祖としており、注連縄を使った陰陽道の封印とリンクしてくるものと思われます。)

  
注連縄  注連縄  注連縄  注連縄

  
注連縄  注連縄  注連縄  注連縄

  
注連縄  注連縄  (以上、Wiki「注連縄」より)

「三輪山での麻糸の三巻き」の故事にちなんで、注連縄は現在でも「3束の麻」を巻きつけることによって作られているんですね。実はこれらの注連縄とは、全て「大物主神(ニギハヤヒ)」の象徴だったということです。
すなわち、これらの注連縄と上記の神話とを組み合わせることによって、祟り神としての「注連縄=大物主神」を封印していることになっていたのです!

注連縄を構成する「3束の麻」は、「3柱の蛇神」の象徴でもあります。「3柱」と言うからには、大物主神の他に2柱の蛇神が存在していることになりますね?その1柱目としては、上記にも登場してきた「大国主」と考えるのが妥当でしょう。
では残りの1柱の蛇神は何だったのでしょうか?・・・やはりそれは「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」だったと思いますね。日本神話の中で、八岐大蛇はスサノオによって退治されているわけですが、このような形を取ることにより、「八岐大蛇=大物主神」を封印していたわけなんですね。

意外に思われるかもしれませんが、「八岐大蛇」とは本来、極めて重要な神なのです。以下はインド・ヒンズー寺院から発掘した「ナーカル碑文」の解読後に判明した、ムー帝国時の絶対神「ナラヤナ」です。かつて、シリウスから龍蛇族たちとともに、龍神として飛来してきた「ムー帝国の守護神」であったと考えられます。

                   
ムー帝国の絶対神・ナラヤナ

ナラヤナ神と同じように複数の頭を持つ蛇神は、世界各地の神話の中において見受けられます。シュメールやヒッタイト、またはそこから派生したと考えられるギリシャ神話などにおいてです。(古代中国の「フッキとジョカ」なども含めていいかもしれません・・・) これらは全て、かつてムー大陸からユーラシア大陸へと移動した龍蛇族たちが、神話の中に組み込んでいったものと考えられます。
よって、八岐大蛇として象徴される縄文の神・大物主神とは、ムー帝国の正統な霊統を受け継ぐ、偉大なる神だったということです。

最後に・・・注連縄の別名を「七五三縄」とも言うそうですが(名前の由来は注連縄の作り方に関係しているようです)、これは、私たちが「七五三の行事」に参加することによっても、注連縄を見た時と同じように、蛇神様への封印の効力を強めてしまっていたということです。(実は「七五三」への参加とは、人間の悪霊化メカニズムの大きな原因の一つになっていたのです。「悪霊化=顔つきの悪さ」ですから、その人のお顔を拝借すれば、どのような状態にあるかが即座に分かろうかというものです。)

よって今後としましては、やはり「七五三の行事」に参加することはあまりお勧めできることではありませんが、もしどうしてもという方がおられましたら、(特に比売大神も祀られている)八幡系の神社か、出雲系の神社がよいと思われます。
これら陰陽道による神々の封印を解除するためは、その実体を把握し、本質を見抜くことが重要です。陰陽道の呪いとは、人々の集合無意識を利用して作用しているわけですから、無意識のうちに潜在意識下に組み込まれてしまうことによって、最大の効力が発揮されてしまうのです。
「八岐大蛇を始め、悪の神々様祀りくれよ、心して結構に祀り始め下されよ。このこと役員のみ心得よ、岩戸開く一つの鍵ざぞ。」 (『日月神示』まつりの巻・第二十二帖)


【参考サイト】
大物主(おおものぬし)
饒速日尊の復権

【参考図書】
失われたムー大陸の謎とノアの箱舟―大洪水以前の超古代文明の鍵を握る聖典「ナーカル碑文」は実在した!!     MU SUPER MYSTERY BOOKS失われたムー大陸の謎とノアの箱舟―大洪水以前の超古代文明の鍵を握る聖典「ナーカル碑文」は実在した!! MU SUPER MYSTERY BOOKS
(2006/05)
飛鳥 昭雄、三神 たける 他

失われたカッバーラ「陰陽道」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)失われたカッバーラ「陰陽道」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
(1998/11)
飛鳥 昭雄、三神 たける 他

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