金剛山登頂を楽しみにして頻繁に登っていた縁者だった方を偲びながら、アップします。
知識を得られるネットシステムとウイキペデイアに心から感謝します。
楠正成との御縁が深い御山なのでした。本当に人生と縁は神秘ですね。
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金剛山 (金剛山地)
金剛山 | |
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大和葛城山より冬の金剛山を望む
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標高 | 1,125 m |
所在地 | 奈良県御所市、 大阪府南河内郡千早赤阪村 |
位置 | 北緯34度25分10秒 東経135度40分23秒 |
山系 | 金剛山地 |
金剛山の位置 |
金剛山(こんごうさん、こんごうざん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境目にある山。
かつては高間山・高天山(たかまやま)や葛城嶺(かづらきのみね)といわれていた。
金剛山地の主峰である。
かつては高間山・高天山(たかまやま)や葛城嶺(かづらきのみね)といわれていた。
金剛山地の主峰である。
標高1,125m。最高地点は葛木岳といい、御所市の葛木神社の本殿の裏にあるが、神域となっており立ち入ることはできないため、国見城跡の広場が山頂扱いされている。
他に湧出岳1,112m、大日岳1,094mのピークがある。
大阪府の最高地点 (1,053m) がこの山の中腹にあり、その旨の標識が掲出されている。三角点は湧出岳に設置されている。
他に湧出岳1,112m、大日岳1,094mのピークがある。
大阪府の最高地点 (1,053m) がこの山の中腹にあり、その旨の標識が掲出されている。三角点は湧出岳に設置されている。
目次[非表示] |
役小角との関係 [編集]
金剛山は修験道の開祖役小角(役行者)が修行した山として知られている。
役行者は今から約1,300年前、16歳の時から、この山で修行し、全国各地の霊山へ駆け巡ったと伝えられる。
山頂付近には役行者が開いたとされる転法輪寺(真言宗醍醐派、葛城修験道大本山)がある。
近くには一言主を祭神とする葛木神社がある。
役行者は今から約1,300年前、16歳の時から、この山で修行し、全国各地の霊山へ駆け巡ったと伝えられる。
山頂付近には役行者が開いたとされる転法輪寺(真言宗醍醐派、葛城修験道大本山)がある。
近くには一言主を祭神とする葛木神社がある。
楠木正成との関係 [編集]
金剛山周辺には太平記の英雄楠木正成の城であった千早城、上赤坂城、下赤坂城の城跡や楠公誕生地など、正成ゆかりの史跡が点在している。
楠木正成の菩提寺であった観心寺には、正成が少年期に学問を修めた記録が残っている。
また古来より金剛山鎮守と称された、建水分神社は楠木氏の氏神であり、本殿(重要文化財)は正成が再建したもので、境内にある摂社の南木神社は正成を祀る最古の神社である。
楠木正成の菩提寺であった観心寺には、正成が少年期に学問を修めた記録が残っている。
また古来より金剛山鎮守と称された、建水分神社は楠木氏の氏神であり、本殿(重要文化財)は正成が再建したもので、境内にある摂社の南木神社は正成を祀る最古の神社である。
「葛城山」の呼称 [編集]
「葛城山」の呼称は、歴史的には南北に連なる金剛山と葛城山(大和葛城山)との総称として用いられた。その第一峰を高天山と称し(『大和名所図会』)、金剛山の別称は金剛砂を産出したことによる(『大和志料』)とも、また金剛山転法輪寺の山号にちなむともいわれる[1]。
正嘉元年(1257年)の『私聚百因縁集』には「葛木山ハ即チ金剛山ナリ」とある。また貝原益軒の『南遊紀行』では現在の葛城山をさして「葛城(金剛山)の北にある大山をかい那が嶽といふ、河内にては篠峰と号す、篠峰を葛木といふはあやまりなり、葛城は金剛の峰なり」とある。また本居宣長の『菅笠日記』には「古は二つ(金剛山と葛城山)ながらを葛城山にてありけんを金剛山とは寺(金剛山転法輪寺)たててのちにぞつけられん」とみえる[2]。
また貝原益軒の『和州巡覧記』では葛城山について「篠峰の南にあり。篠峰より猶高き大山也。是金剛山也。山上に葛城の神社あり。山上より一町西の方に金剛山の寺あり。転法輪寺と云。六坊有。山上は大和なり。寺は河内に属せり。婦人は此山による事をゆるさず……此山に登れば、大和、河内、摂津、其外諸国眼下に見ゆ」と記載されており[1]、明らかに金剛山をさしている。
登山回数 [編集]
現在の金剛山には、他の山ではあまりみられない珍しい登山回数の記録システムがある。
回数カードを購入すれば、登山毎に山頂で回数スタンプを捺印してもらえる。
登山回数100回以上の金剛錬成会員(金剛山を敬仰して登拝を励行し、健全なる精神と身体を錬成する会)には毎年5月3日に表彰式が行われる。
2005年(平成17年)4月現在で最高記録者は1万回の金剛登山回数が記録されている。毎日登山しても25年以上の年月が必要となる計算である。以前は一日に複数回捺印してもらえ、1日(24時間)で17回往復の記録がある[3]。現在は一日一回である。
回数カードを購入すれば、登山毎に山頂で回数スタンプを捺印してもらえる。
登山回数100回以上の金剛錬成会員(金剛山を敬仰して登拝を励行し、健全なる精神と身体を錬成する会)には毎年5月3日に表彰式が行われる。
2005年(平成17年)4月現在で最高記録者は1万回の金剛登山回数が記録されている。毎日登山しても25年以上の年月が必要となる計算である。以前は一日に複数回捺印してもらえ、1日(24時間)で17回往復の記録がある[3]。現在は一日一回である。
大阪市内からでも車で60分程度の距離にある為、健康登山、回数登山の山としても有名。
朝の出勤前や、夕方仕事が終わってから毎日登山に来る人も数多い。
朝の出勤前や、夕方仕事が終わってから毎日登山に来る人も数多い。
山内の名所・施設 [編集]
金剛山を舞台とした作品 [編集]
金剛山の眺望 [編集]
交通アクセス [編集]
- 「千早ロープウェイ前行き」に乗車し、「金剛登山口」バス停または終点「千早ロープウェイ前」バス停下車。
- 「金剛登山口行き」に乗車し、終点「金剛登山口」バス停下車。
- 「水越峠行き」に乗車し、「葛城登山口」バス停または終点「水越峠」バス停下車(土日限定)。
位置情報 [編集]
- 一等三角点
- 点名「金剛山」
周辺情報 [編集]
脚注 [編集]
関連項目 [編集]
- 金剛山地
- 金剛生駒紀泉国定公園
- 森林浴の森100選
- 金剛 (戦艦)
- こんごう型護衛艦
- ダイヤモンドトレール 二上山から南部に至る大阪府・奈良県境の縦走路。春に大阪府山岳連盟主催、秋に大阪労山主催の縦走大会がある。
外部リンク [編集]
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